【ムンバイ】英国拠点のPowerGenはこのほどインド、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシアの資産売却計画を明らかにしたが、アナリストらはインドにおける資産売却の困難を予想している。
インディアン・エクスプレスが10月19日伝えたところによれば、PowerGen IndiaのJerry F Groov-White氏は同紙に「資産売却は32億米ドルのLG&E Energy Corp買収計画の資金を調達するため」と説明した。
パワジェンはインドに1)Gujarat State Electricity Boardと合弁のGujarat PowerGen Energy Corp (GPEC)、2)Aditya Birla Groupと手を結んだBina Power、同じく3)Aditya Birlaグループと合弁のRosa Power、4)Southern Petrochemicals Industries Corp(SPIC)と合弁のSpic PowerGenを擁する。しかしアナリストらは、これらのプロジェクトの中には公判審理中のものが有り、また金融アレンジも完成していないことから、希望通り売却するのは困難と指摘している。