2000-10-19 ArtNo.24131
◆シダールタ・シュリラム氏、ホンダとの合弁事業からほぼ撤収
【ニューデリー】Siddharth Shriram氏に率いられるSiel LtdはHonda Siel Car Indiaの残余持ち分5%の内4%をパートナーの本田技研工業に売却、合弁事業からほとんど手を引く。
エコノミック・タイムズが10月18日伝えたところによれば、今回の売却も買い戻し条件付きで、シエルは5年内にホンダがシエルから買い取った価格を最低限とする双方の合意価格で買い戻すことができる。したがって今回の売却でシエルの持分は1%に縮小するが、依然として当初の40%まで買い戻すことができる。
ホンダは1995年にホンダ・シエルの資本金を2倍の360クローに増資したが、キャッシュ・クランチに直面していたシュリラム氏は追加投資を見合わせ、その持分を10%に下降させた。
シュリラム氏は当時1998年10月までに15%のシェアを54クローで買い戻す意向を表明したが、買い戻しは実行されず、同氏はかえってさらに5%の持分を売却、この結果ホンダの持分は95%に拡大していた。シエルは今また1440万株を1株10ルピーでホンダに売却することを提案している。
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