2000-10-18 ArtNo.24118
◆Tudor、ユアサと共同で二輪車用バッテリー製造準備
【ヴィジャヤワダ】プレストライト・バッテリー(Prestolite battery)の製造を手掛けるTudor India Ltd(TIL)は、ユアサの支援下に40クロー(US$864万)を投じてタミールナド州かハリヤナ州Chandigarh付近に二輪車用バッテリー工場を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月17日伝えたところによれば、TILのMadan Kotnala上級副社長(セールス&マーケッティング)は16日記者会見し以上の消息を語った。
それによると、TILがグジャラート州に設けた工場の年間製造能力は45万ユニット(二輪車用を除く)で、1997年にプレストライト・バッテリーをインドに紹介して以来、同社は組織化された市場(organized market)の10%のシェアを握り、乗用車/軽商用車/トラクター/二輪車向けにその製品を供給している。今会計年度は45万ユニットの販売を予定、2003年までに市場シェアを15%に拡大することを目指している。
新たに建設が予定される二輪車用バッテリー工場の製造能力は月間50万ユニットで、製品の60~70%は輸出される。新事業にTILとユアサは各40%を出資、一般投資家が残りのシェアを占める。
TILは最近デュアル・グラファイト・バッテリーのリーダー、Lion Compact Energy (LCE)を買収した。TILはまた劣悪な道路環境や天候条件の下での使用に耐えるオービタル・バッテリーも発売した。
TIL子会社のEV India Ltdは全国の主要都市に電気自動車用充電ステーションを設ける計画で、最初のステーションはウッタルプラデシュ州Lucknowに設けられる。関係バッテリーはScooters India及びReva Electric Car Ltdに納入される。
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