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2000-10-18 ArtNo.24114
◆今年上半期のセメント生産3.6%アップ
【ニューデリー】今年上半期(4-9月)のセメント生産は4702万トンと、昨年同期の4539万トンに比べ3.6%の成長を見た。
インディアン・エクスプレスが10月16日伝えたところによれば、今年上半期のセメント業界の設備稼働率は83%と、昨年同期の84%を僅かに下回った。生産量の拡大に関わらず、設備稼働率が下降したことは、同期間に新たな製造能力が追加されたことを意味している。
今年上半期の出荷量(輸出を含む)は4694万トンと、昨年同期の4519万トンをやはり3.6%上回った。
昨年(1999-00)は新たに264万トンの設備能力が追加され、2000年3月31日時点の設備能力は1億1010万トンに達した。264万トンの内100万トンは新規プロジェクト、164万トンは既存施設の拡張プロジェクトによるもの。設備能力の92%(1億98万トン)は民間、残りの912万トンは公共部門に属し、昨年追加された設備能力は全て民間部門におけるものだった。
企業別では、Birlaグループの設備能力が2666万トンと、全体の24.2%を占めトップ、次いでACCの1233万トン(11%)。これら2社にL&T、India Cements、Gujarat Ambuja、J K Group、Jaypee Group、Madras Cements、Mehta Groupの設備を加えると、業界全体の75%を占めるが、同シェアは前年と変わらなかった。
地域的には西部と南部の設備能力が全体の70.4%を占め、州別ではマドヤプラデシュ州が23.8%、アンドラプラデシュ州が15.5%、ラジャスタン州が13.2%で、これら3州だけで全体の52.5%を占めた。この他、グジャラート州、タミールナド州、マハラシュトラ州、カルナタカ州が合計30.7%を占めている。
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