2000-10-17 ArtNo.24102
◆ハイデラバード国際空港入札チーム、既存空港の拡張提案
【バンガロール】アンドラプラデシュ州の州都ハイデラバードにワールド・クラスの国際空港を建設するプロジェクトの一次選考を通過した6チームに名を連ねるSiemens-Zurich Airport-L&Tコンソーシアムは、Chandrababu Naidu首席大臣に同相のドリーム・プロジェクトを数年棚上げし、既存空港をアップ・グレードするよう提案した。
エコノミック・タイムズが10月14日報じたところによれば、Unique Zurich AirportのJosef Felder重役(CEO)は同紙に以上の消息を語った。それによると数年後には航空輸送需要が拡大、メガ空港プロジェクトの採算が見込めるようになる。民間部門が74%出資し、BOO(建設/所有/経営)方式で空港を建設する場合、民間業者は乗客及び貨物輸送に依存して空港開発のコストを回収せねばならない。しかし空港がリージョナル・ハブとしての地歩を築くまでは、この種の収入を十分確保することはできない。このため当面はSecunderabadの既存空港を拡張するにとどめ、メガ空港建設は数年繰り延べるのが得策と言う。
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