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2000-10-17 ArtNo.24094
◆インド小売産業、10年後には3千億米ドル市場に
【チェンナイ】インドの国内総生産(GDP)が年率6%の成長を維持するなら、小売市場規模は、2010年までに3000億米ドルに成長する。
インディアン・エクスプレス及びザ・ヒンドゥーが10月14日報じたところによると、インド産業連盟(CII)とMcKinsey & Companyが共同作成した「インドの小売産業」と題する報告書は以上のように予測している。
CIIが先週金曜、タミールナド州チェンナイで主催した“Retail India 2000”の会場で披露された同報告書によれば、国民所得と消費者需要の迅速な成長、ライフスタイルの変化、より多くの良質な商品の出現、ショッピング機会の拡大、小売業に対する外国投資規制の緩和等の要因が加わるなら、市場規模は一層拡大する可能性がある。
しかしながら、その実現には大きな努力と多額な投資、そして政府の支持が必要とされ、例えば不動産関係法の修正、税制改革、インフラ投資がなされねばならない。
小売業は国内総生産(GDP)の10%以上に貢献し、農業に次ぐ就業機会を提供、農村部に深く浸透している。しかしその一方で管理人材の不足、不十分な金融ファシリティー、不適切な規則、先端技術へのアクセス困難に直面している。
マッキンゼイのMichael Fernandes副主任によると、インドの小売業は依然揺籃期にあり、法人による大型投資は限られている。チェンナイ周辺にFoodworld45店を経営するRPGグループはバック・オペレーションの合理化・再編に乗り出したばかりである。
報告書によれば、3000億米ドルの6-7%、したがって180億~210億米ドルがモダーン・チャンネルで占められる。
食料雑貨は最大のセグメントで、2010年には180億米ドルの市場規模を備える見通しだ。しかし同市場を開拓するには大規模なソーシング、国際水準の顧客管理技術、未加工農産品領域への投資が求められる。
ブランド衣料専門店やマルチ・ブランド量販店は紳士用既製服の成長により牽引されるが、同市場で大規模なビジネスを実現する鍵は女性民族衣装市場開拓のためのソーシング/マーチャンダイズ・システムを確立することにある。
電子製品/書籍/ミュージック市場は魅力的な投資機会を直ちに提供してくれる。同市場で成功する鍵は極端とも言えるロー・コスト・オペレーションを実現し、マージンを拡大すること。しかし燃料/薬品/アルコール飲料領域は政府の規制もあるため、様子を見る必要がある。
ドットコムのシナリオは不透明ながら、Eコマース領域には依然として大きな機会が存在し、クリック&ブリック・ビジネス・モデルは益々歓迎されつつあると言う。
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