2000-10-13 ArtNo.24074
◆ConvergeLabs、インドを技術開発センターに
【ニューデリー】シリコン・バリーのスタートアップ企業ConvergeLabsは、インドをメイン・テクノロジー・デベロプメント・ハブにする方針だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月11日伝えたところによると、ConvergeLabsのAjoy Khanderia重役(CEO)はこのほど同紙に以上の計画を語った。それによると、少なくとも8件の特許申請プロジェクトが、コンセプトから仕上げまで、タミールナド州チェンナイのセンターで手掛けられる。これらのプロジェクトは第3世代コンバージャンス製品、オペレーション・サービス・プロバイダー、汎用パケット無線システム(GPRS:General Packet Radio System)のようなサテライト・ベースのテクノロジー・サービスに関わるもので、いずれも世界的な特許権の獲得が目指される。
ConvergeLabsは、テレコム、インターネット、コンバージャンス領域の先端技術の開発を委ねることができる人材、あるいは訓練を通じてその種の潜在性を引き出し得る人材を物色している。
チェンナイ・センターのスタッフを今年11月までに70人に拡大する他、ハリヤナ州GurgaonにGPRS研究所を設ける。GPRS研究所はシステム統合に照準を合わせる。この他マハラシュトラ州プーナにも今月末にはService Operation Centre (SOC)がオープンする。アジアと欧州の一部地域に奉仕するSOCのスタッフは当初の35人から100人に増員される。
成功した海外在住インド人グループを中心とする投資家9人およびシリコン・バリーのベンチャー・キャピタル・ファンドにより今年2月に創設されたConvergeLabsは、中核技術の開発を梃子に、世界的なトップ広帯域アクセス/オペレーション・サービス・プロバイダーになるとともに、コンバージャンス・ネットワーク領域のテレコム・ベンダーやサービス・プロバイダーの最良のパートナーになることを目指しており、インド国内の顧客獲得は想定していないと言う。
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