【プーナ】タタ・グループ傘下のエアコン・メーカー、Voltas LtdとオーストラリアのAir International Groupの50:50の対等出資合弁会社Voltas Air International Ltd (VAIL)はインド陸軍に納入する1.7トンのMILグレード・エアコンを完成させた後、長距離バス/観光バス用エアコン“Coachair”の発売を検討している。
インディアン・エクスプレスが10月12日伝えたところによれば、VAILのColin Pierce取締役はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによるとCoachairは親会社Air Internationalの国際ブランドで、同製品をインド市場に投入するにはなお1年を要する見通しだ。
創設以来5年を経たVAILの年商は24クロー(US$518万)で、売上の80%は自動車用エアコンに依存している。陸軍への納入は自動車部門への過度の依存を軽減する措置の一環で、年間150~200ユニットの納入が目指されている。通常この種の輸入エアコンは60万~70万ルピーするが、同社のものは45万ルピーと言う。