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2000-10-12 ArtNo.24050
◆米国ベンチャー・ファンド、インドIT産業に強気見通し
【ワシントン】情報技術(IT)産業をターゲットにインドに流入したベンチャー・キャピタル(VC)は1998年の1億5000万米ドルから今年は10億米ドルに拡大するものと予想される。
インディアン・エクスプレスが10月10日報じたところによれば、ニューズウィーク最新号はIndian Venture Capital AssociationのVishnu Varshney会頭の以上の予測を伝えている。Varshney氏によると、こうしたVCファンドの多くは米国からのものである。McKinsey & Companyは、2008年にはインドに流入するVCファンドが100億米ドルにジャンプすると予想、米国ベンチャー・キャピタリストNorman Prouty氏は「チープ・レーバーが望みなら中国が最良の目的地だが、チープ・インテレクトを求めるなら疑いなくインドが目的地」と指摘した。
米国におけるのと同様インドにおいてもIT産業は徐々に経済成長の原動力になりつつある。eVentureのチーフ、Neeraj Bhargava氏は「現在のインドは1980年代の米国や1990年代初期のイスラエルに相似している」と語る。
Walden International Groupムンバイ事務所のSudhir Sethi重役(MD)は「インドのビジネス・カルチャーは本来保守的だが、ベンチャー・キャピタルの流入が人々のリスクに対する考え方を一変させた。教育を受けた若手起業家はダイスを進んで投じるようになっており、エンタープラナーシップのエクスプロージョンが生じている」と語った。
ニューズウィークによれば、ここ数ヶ月テクノロジー株は世界各地で急落しているが、アナリストや投資家は、インドIT銘柄の先行きを依然として楽観していると言う。
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