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	2000-10-11 ArtNo.24044 
	◆住宅開発金融公社、タタと共同でコール・センター市場開拓 
	【ムンバイ】住宅開発金融公社(HDFC:Housing Development Finance Corporation)とTata Consultancy Services(TCS)は手を携えてコール・センター及びバック・オフィス・プロセッシング・サービス、いわゆる情報技術(IT)対応サービス(infotech-enabled service)市場の開拓に乗り出した。 
  エコノミック・タイムズが10月9日伝えたところによれば、新合弁会社Intelnet Global Servicesは親会社2社HDFC/TCSの保持する経験・技術・顧客ベースを梃子に向こう5年間に売上700クロー(US$1.53億)/純益300クロー(US$6555万)/従業員7000人の業界トップ・プレーヤーになる計画だ。来月中にNavi Mumbaiに200シート、従業員500人の最初のコール・センター“Intelnet”を設ける。同センターにHDFCとTCSは各45%、従業員が10%を出資する。その後チェンナイ、バンガロール、プーナにも500シートの同様のセンターが設けられる予定だ。 
  現在同市場では、従業員2000人、1998-99年度売上265クローのGE Capitalが最大プレーヤーだが、同社コール・センターは主にグループ企業に奉仕するキャプティブ・ビジネスで、British Airwaysもムンバイにキャプティブ・コール・センターを設けている。この他に既に足場を確立したプレーヤー4~5社が存在し、別に多数のスタートアップ企業が市場シェアを争っている。 
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