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2000-10-11 ArtNo.24040
◆Nalco、アルミニウム下流部門進出計画に見直し
【ニューデリー】National Aluminium Company Ltd (Nalco)はアルミニウム・ホイール製造ビジネスへの進出を中止するとともに、アルミ缶製造計画を棚上げした。
ザ・ヒンドゥー及びインディアン・エクスプレスが10月9日伝えたところによれば、こうした政策の大転換は、同社が将来の計画を見定めるために設置した内部委員会が今年初に提出した報告に基づくもので、取締役会はこのほど報告の内容を承認した。
消息筋によると、技術協力者のないままアルミ・ホイール事業に進出することに対する懸念、アルミ・ホイール市場そのものの先行き不透明、自動車産業向けアルミ製品のフルスケールな製造施設を設ける計画等が、単一のアルミ・ホイール製造プロジェクトを見合わせる理由として指摘されている。
アルミ缶プロジェクトについては、やはり技術協力者がない上、設備過剰の恐れも存在することが、計画棚上げの理由とされた。
しかし委員会は600クロー(US$1.31億)の沸石及び特殊グレード・アルミニウム・プロジェクトについては実行を勧告した。
またガリウム・プロジェクトに関してはマーキュリー・ベースのテクノロジーではなく、環境にフレンドリーと見られるロシア技術の応用が勧告された。
Nalcoは目下4000クロー(US$8.74億)の拡張計画を実行中で、この内1664クロー(US$3.63億)は鉱山及び製錬事業に投じられる。第1期プロジェクトは2001年7月までに完了、ボーキサイトの年間生産能力が現在の240万トンから480万トンに拡大される。アルミナの年間製錬能力も2倍の160万トンに拡大する。同プロジェクトにはフランスのAluminium Pechenyが技術支援を提供する。またEngineers Indiaがエンジニアリング・コンサルタントを務めている。
第2期プロジェクトでは2002年半ばの完成を目処に製錬施設とキャプティブ発電施設の拡張に2062クロー(US$4.5億)が投じられる。これによりアルミニウムの年間製錬能力は23万トンから34万5000トンに拡大され、既存の720MW(メガワット)の発電能力に120MWが追加される。
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