2000-10-11 ArtNo.24038
◆政府系石油会社2社ONGC/BPCL、戦略提携協議
【ムンバイ】公共部門の石油会社2社、Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)とBharat Petroleum Corporation Limited (BPCL)は、石油関連事業における戦略提携交渉を開始した。
インディアン・エクスプレスが10月9日報じたところによれば、両社は石油精製/原油ソーシング/石油化学を優先提携領域、探査/発電を二次的提携領域と見なしている。
ONGCはBPCLがOman Oil Companyとマドヤプラデシュ州で進める年間処理能力600万トンのBina製油所事業に24%出資する可能性を研究するとともに、グジャラート州の石油鉱区からBina製油所に原油を供給することも検討している。
BPCLとONGCは5年前に23:26の出資率でグジャラート州Haziraに2600クロー(US$5.68億)を投じ、パラキシレンやその他の化学品を製造するプラントを設けることを計画、その後棚上げした経緯があり、両社が同プロジェクトを復活する可能性も予想される。
一方、ONGCは2年前にIndian Oil Corporation(IOC)と戦略提携すると発表したが、これまでのところ進捗を見ていない。ONGCとBPCLの提携が強化される中で、ONGCとIOCの提携の行方も注目されている。
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