2000-10-10 ArtNo.24025
◆IBP/STC/MMTCの政府持分を26%に引き下げ
【ニューデリー】政府持分処分閣僚委員会(CCD:Cabinet Committee on Disinvestment)は6日の会議で国営石油商社IBP Ltdの政府持分を59.59%から26%に、Minerals and Metals Trading Corporation Ltd(MMTC)とState Trading Corporation (STC)の持分もそれぞれ26%に引き下げ、Bharat Brakes & Valvesからは完全に手を引くことを決めた。
インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが10月7日報じたところによれば、Arun Shourie政府持分処分相は同会議後記者会見し、以上の消息を語った。それによると、インドにおける探査活動、石油精製、パイプライン、タービン事業に2000クロー(US$4.37億)以上を投資するものは、IBPの政府持分入札に参加できる。
関係各省次官から成る中核グループはMMTCとSTCの政府持分を全て売却するよう提案したが、CCDは各26%の持分を政府が維持することを決めた。最終的に10%の持分は両社の従業員に配分されると言う。
Indian Oil Corporation (IOC)については、10%の政府持分を売却すれば、IOCの民営化が加速されるが、政府は性急ことを進めず、市場動向を見て実行に移す。
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