SEAnews 2000-10-09 ArtNo.24012

【バンガロール】バンガロール拠点のワイヤレス・ソルーション・プロバイダー、Adamya Computing Technologies Pvt Ltd(ACT)は先週、Adamya Bluetooth Protocol Stackを発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月4日報じたところによれば、ショート・ディスタンス・ワイヤレス・コミュニケーションの国際標準Bluetooth 1.1に準拠した新製品は、コンピューターやその他の端末間における無線によるマルチ・フォーマットのデーター交換を可能にする。
ＡＣＴのYatheendranath T.J重役(MD)によると、Adamya Bluetoothはpiconetと称するワイヤレス・ネットワークを形成し、コンピューティング環境下のケーブル接続を不要にする。同社はアプリケーション開発の対象領域として9業種をリストアップ、家電／医療機器メーカーやシリコン製造業者と商談を進めており、今年末までに内3社とスタック製造ライセンス契約を結ぶことを目指している。ＡＣＴはコンパクトなコード・サイズ、マクシマム・パフォーマンス、信頼性、利便性、マルチ・プラットフォーム上での機能等の領域でキー・パートナーと共同研究を行った。
昨年以来、サービスから製品開発へのシフトを図っているＡＣＴはこの他、ＷＡＰスタック、Ｘ25プロトコル・スタック、RTOS (Real Time OS)上の JVM (Java Virtual Machine)等の開発も手掛けている。今年初め米国に子会社を設立したＡＣＴは、今年末までにロンドンにも子会社を設ける計画だ。