2000-10-09 ArtNo.24010
◆マシーン・ツール社、新戦略通じ売上15%増目指す
【カルカッタ】Machine Tools (India) Ltd(MTIL)は応用工学の導入や顧客サービスの改善を通じ売上を拡大する戦略を立案、同戦略により今年度の売上が15%拡大するものと期待している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月6日伝えたところによれば、MTILのY.H. Tata重役(MD)は同紙に以上の消息を明らかにするとともに、自動車産業の復調が同社の前途を明るくしていると語った。MTILは米国のLincoln ElectricやドイツHellerを初めとする20社以上の外国企業のインド代理を務め、Telco、Hindustan Motors、Ashok Leyland、Maruti Udyog、Mahindra & Mahindra等の自動車会社の他、重工業会社、発電設備会社、鉄道、鉄鋼会社に工作機械を納入している。
同社の強味はエンジニアリング・コンサルタンシー・サービスだが、製造業務は手掛けておらず、今後も手掛ける計画はない。
1999-2000年度の売上は11.44クローと、前年の11.56クローを僅かに下回り、税引き前利益は69.76クロー、税引き利益は42.26クローと、前年の各81.75クロー/53.75クローに及ばなかった。
|