2000-10-05 ArtNo.23986
◆2002年のEコマース市場US$2.18億:Nasscom
【カルカッタ】インドにおけるEコマースのボリュームは2002年には1000クロー(US$2.18億)をマークする見通しだ。
デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが10月3日報じたところによれば、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Services Companies)はこのほど以上の見通しを発表した。それによると1998-99年度のEコマース・ボリュームは131クローにとどまり、内B2Bが119クローを占め、残りはB2C取引だった。1999-2000年度のEコマース・ボリュームは450クロー(US$9833万)に達したものと見られる。
インドにおけるEビジネスも世界的トレンドに従いB2Bが中心になる見通しだ。こうした中で2002年にはEソルーション・ビジネスも3000クロー(US$6.55億)をマークするものと予想されている。インターネット契約者は2000年末には少なくとも150万人、これに対してインターネット利用者は500万人に達する見通しだ。
Eビジネスの収入はインドにおいても広告料ではなく、取引手数料が中心になり、2003年には後者が全体の80%以上を占めるものと見られる。
サプライ・チェーン・マネージメントがEコマース・ビジネスの支柱で、インドのソフトウェア企業にはサプライ・チェーン・マネージメントやディストリビューション・マネージメントを強味とするものが多いと言う。
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