2000-10-05 ArtNo.23984
◆パンジャブ州、Mohaliにシリコン・バリー開発
【チャンディガル】パンジャブ州政府は情報技術(IT)及びコンピューター・サイエンス領域のプロジェクトを誘致する狙いから州都チャンディガル近郊のMohaliを北部インド地方のシリコン・バリーにする計画だ。
インディアン・エクスプレスが10月3日伝えたところによれば、パンジャブ州政府スポークスマンはこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、パンジャブ州政府のIT産業振興機関を務めるPunjab State Electronics Development and Production Corporation Limited(PSEDPCL)は、他の州政府機関と手を結び、シリコン・バリー計画を推進する。またMcCormik TribuneのEコマース教授でノーザン・ユニバーシティー(シカゴ)ケロッグ経営学院のテクノロジー/Eコマース主任も務めるMohanbir Singh Sawhney教授も同計画に参画、パンジャブ州におけるIT産業の振興を図る。Eコマース領域で国際的名声を有するSawhney教授はIndian Institute of Information Technololgy(IIIT)分校の創設にも参与する。
PSEDPCLはパンジャブ州電力局(PSEB)に対し、Mohaliを特別経済区に指定、優先的に高品質な電力を安定供給するよう求めている。Mohaliには既に衛星通信地上基地が2カ所に設けられており、PUNCOM-VSNLがISTELSATベースのコネクティビティーを提供している。またMohaliのソフトウェア・テクノロジー・パーク・インディア内には別にINSAT ku-Bandの地上基地も設けられている。この他、Mahindra & MahindraはMohaliにインフォメーション・テクノロジー・パークを開発する準備を進めていると言う。
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