2000-10-05 ArtNo.23983
◆MBIL、世界第3位のCD-R/DVD-R製造会社に
【ムンバイ】ウッタルプラデシュ州Greater Noida (Gautambudh Nagar)に1000クロー(US$2.185億)を投じてレコーダブル・オプティカル・メディアの製造施設を建設中のMoser Baer India Limited(MBIL)は、同プロジェクトが完成すれば、CD-R/DVD-Rの年間製造能力を現在の1億5000万ユニットから7億6000万ユニットに拡大、この種の製品の製造で世界第3位にランクされる。
インディアン・エクスプレスが10月4日、MIBLのRakesh Govil上級課長の言として報じたところによれば、同社はグレーター・ノイダに729クローを投じて年産3億8000万ユニットのCD-R/DVD-R工場を建設する一方、同地の既存工場の製造能力を現在の1億5000万ユニットから3億8000万ユニットに拡張する。
Warburg Pincusは同プロジェクトに252.9クロー、国際金融公社(IFC)は66.6クローを出資する。IFCは、別途2500万米ドルの融資も引き受けた。これに伴いWarburg Pincusの出資率は14.8%から17.09%にアップする。
MBILは1993年から3.5インチ・フロッピー・ディスク(FD)の生産を開始、1996年の設備拡張を経て、現在1億4000万枚のFDを製造している。
MBILは1999年に324クローを投じて年産1億5000万枚のCD-R/DVD-R工場を建設、同工場は1999年9月に操業を開始、2000年5月以来フル稼働している。
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