2000-10-04 ArtNo.23962
◆リライアンス/米電力会社、コール・インディアと合弁協議
【カルカッタ】地元のReliance Powerと米国のSouthern Electricはオリッサ州Hirmaにおける総コスト50億米ドル、3960MW(メガワット)の火力発電事業に対する年間1913万トンの石炭供給を巡りCoal India Limited(CIL)と合弁交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが10月2日伝えたところによれば、合弁の申し出は炭鉱開発資金に事欠くCIL側から提起されたもので、同社は今後他の発電プロジェクトに石炭を供給する際も、この種の合弁方式を提案する計画だ。CIL筋によるとCIL子会社のMahanadi Coalfields LimitedはHirmaプロジェクトに石炭を供給するため、新たにKuldaとGarjanbahalの2炭鉱を開発するが、そのコストは3000クロー(US$6.55億)を越える。
Hirma発電プロジェクトは金融アレンジ後、51ヶ月で完成、ハリヤナ、パンジャブ、マドヤプラデシュ、オリッサ、ラジャスタンの5州に電力を供給することになる。
CILは既にNational Thermal Power Corporation(NTPC)と年間2000万トンの石炭供給に関わる2件の合弁契約を結んでいると言う。
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