2000-10-03 ArtNo.23958
◆非英語圏へのソフトウェア輸出拡大に努力:Nasscom会頭
【パリ】インドはフランス、日本、ドイツ等、非英語圏へのソフトウェア輸出拡大を目指している。
エコノミック・タイムズが9月30日伝えたところによれば、Pramod Mahajan情報技術(IT)相とともにインドの主要ソフトウェア企業21社の代表を率いてフランスを訪問中のソフトウェア・サービス企業全国協会Nasscom (National Association of Software and Service Companies)のDewang Mehta会頭は9月29日、当地で以上の消息を語った。
それによると、現在インドのソフトウェア輸出の85%以上が米国や英国等の英語圏に向けられている。このためNasscomは日本、ドイツ、フランスを主要なターゲットとして非英語圏市場の開拓を図っている。既に日本とドイツにおける努力は成果をあげ始めており、フランスはこれら両国に続く潜在市場と見なされている。
Tata Consultancy、Infosys、Wipro、Satyam等も参加した代表団は、両国情報技術(IT)部門の関係強化を目指すフランス政府との会議に出席するためパリを訪れたもので、両国IT部門の会合は1998年10月にMehta氏の率いる代表団がフランスを訪れて以来、今回で2度目と言う。
|