1995-07-17 ArtNo.2395
◆<星>URA、アウトライン・プラニング認可の申請勧告
【シンガポール】都市再開発局(URA)は14日、古いアパートやコンドミニアムを一括購入して再開発を計画する開発業者にアウトライン・プラニング・アプルーバルを取得するよう勧告した。
これはアパー・イースト・コースト・ロードのコウジー・マンションを一括購入し、50ユニットのコンドミニアムの開発を計画したマウント・リッチ・プロパティー社が、同地区に高層アパートの建設が認められていないことを理由に計画を棄却されたのに伴うもの。URAはそのステートメントの中で、デベロプメント・ガイド・プラン(DGP)は当該地域のおおよその開発用途を説明しただけで、特定の区画にそのまま適用されるとは限らないとし、更に詳細なガイダンスを取得するよう勧告している。アウトライン・プラニングの認可には約3週間を要し、750~1500Sドルの手数料を支払わねばならないが、業界筋は「入札の締め切りまでに4~6週間のゆとりが有れば、同認可を取得するにこしたことはない。しかし、取引が長引き、競争者に機会を奪われる恐れも有る」と指摘している。(ST,BT,LZ:7/15)
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