2000-10-02 ArtNo.23940
◆サンドラム・ファスナー、米国マーケッティング会社買収計画
【チェンナイ】タミールナド州チェンナイ拠点のSundram Fasteners Ltd(SFL)は、米国におけるマーケッティング及び倉庫業務領域の経験/ノーハウを備えた企業を物色している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月29日報じたところによると、SFLのSuresh Krishna会長兼MDは28日の年次総会の席上以上の消息を語った。それによるとSFLは当初ファスナーの製造もしくは金属冶金部品(powder metal parts)の製造に関わる企業の買収を計画したが、その後対象をマーケッティングもしくは倉庫業務を手掛ける企業に転換した。ファスナー会社や粉末冶金部品会社は、それ自身の製品の製造を手掛けるのみだが、マーケッティング会社や倉庫会社は、グループが手掛ける全ての製品を扱うことができる。
昨年、Autolec Industriesを買収して以来、SFLはファスナー、ラジエター・キャップ、粉末冶金部品、水・燃料ポンプ、一部のエンジン部品等、幅広い製品を手掛けるようになった。このためマーケッティングや倉庫業務を強化する必要が高まった。
Autolec Industriesは目下エンジン部品に対する新規投資を行っており、米国企業Cumminsは、ファスナー及びエンジン部品の仕入れ拡大を約束している。注文の額は最終的に各12~15クロー(US$262万-328万)に達する見通しと言う。
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