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2000-10-02 ArtNo.23932
◆HPCL/オマーン・オイル、西海岸製油所事業を白紙に?
【ムンバイ】Andersen ConsultingとAF Fergusonは、休止状態にあるマハラシュトラ州Deogarhにおける年間処理能力600万トンの西部海岸製油所プロジェクトにおけるHindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)とOman Oil Company(OOC)持分の評価を完了した。
インディアン・エクスプレス(IE)が9月29日伝えたところによれば、Andersen ConsultingとAF Fergusonの評価額は若干異なり、一方は1株当たり10ルピーと算定したが、他方の見積もりはこれを上回るようだ。HPCLとOOCは、これまでに同プロジェクトにほぼ20クロー(US$437万)を投資したが、撤退の意思を明かにしているOOCはHPCLに自身の持分の買い取りを求めるものと見られる。しかし既に西海岸に Mangalore Refinery and Petrochemicalsを有し、北部のパンジャブ州Bhatindaにも製油所を設ける計画を進めているHPCLがこれを受け入れる可能性は少なく、両社間で損失を折半し、プロジェクトに終止符を打つものと見られる。
Deogarh製油所プロジェクトは1992年に外国資本と地元製油業界の提携を奨励する中央政府の方針に基づきスタートした3つの合弁事業の1つで、これら3つのプロジェクトはまだ1つも軌道に乗っていない。
OOCは同3プロジェクトの1つ、Central India Refinery、通称Bina Refineryのパートナーにも名を連ねているが、Essar Oilがグジャラート州Vadinarで進める1050万トンの製油所事業に26%出資するよう求められ、今ではBinaプロジェクトとも疎遠になっているとされる。Vadinar製油所は既に50%完成、近く部分的に試運転が開始される。OOCとしては、既に実行中のプロジェクトに投資する方が、スタート段階のプロジェクトに投資するよりも確実と判断したものと見られる。
IE紙は、Shell、Exxon、Kuwait Petroleum Corporation、Saudi Aramco等が、インドにおける新規製油プロジェクトから相次いで手を引いた背景にも同様の事情が介在していると評している。
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