2000-10-02 ArtNo.23931
◆ダウ、US$10億ナフサ・クラッカー事業のパートナー物色
【チェンナイ】米国拠点の化学/石油化学メジャー、Dow Chemical Companyは他社との合弁により10億米ドル余を投じ、インドに世界的スケールのナフサ・クラッカーを設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月29日報じたところによれば、ダウ・ケミカルの中東/インド亜大陸担当地域主任Graham Fox氏はこのほど同紙の電話インタビューに応じ以上の消息を語った。それによると、ダウは地元企業と初歩的合弁交渉を進めており、それ自身は50%の出資を予定している。依然として詳細を発表することはできないが、今年末までには正式発表が行えるものと見られる。
ダウ・ケミカルは現在ムンバイに小規模なポリウレタン工場と付属の製造施設を有し、また3ヶ月ほど前にAutomotive Design Centreを新設した。後者はCAD/CAM施設を備え、世界の自動車メジャーのためにデザイン・サービスを提供すると言う。
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