2000-09-27 ArtNo.23884
◆Dhoot会長、ハチソンにビデオコンの20%権益売却準備
【ニューデリー】地元耐久消費財メーカー、Videocon International Ltd (VIL)は、インターネット関連プロジェクトの資金を調達するため、VILの15~20%のシェアをHutchisonに売却する計画だ。
デカン・ヘラルドが9月25日報じたところによれば、既に関係覚書を交換した両社は詳細の詰めを進めており、今年末にも契約調印にこぎつけるものと見られる。しかしPTI通信のインタビューを受けたVILのVenugopal Nandlal Dhoot会長は、以上の消息に対するコメントを控えた。目下VILプロモーターが41.62%、一般投資家が46.97%、金融機関が9%、外国投資家が2.42%のシェアを占めている。
VILはインターネット・ダイヤル・アップ・サービスの第1期プロジェクトに130クロー(US$2840万)を投資、全国85都市におけるサービスを近く開始する。
VILは先月マハラシュトラ州AurangabadのカラーTV(CTV)工場の試運転を開始した。同工場では東芝の技術支援下に当初1日1万台、最終的に5万台のウェブ対応CTVが製造される。同社は米国Telecruzから、この種のTVに装備されるチップの供給を受ける。VILはまた向こう1年間に600クロー(US$1.3億)を投じて、CTV及び部品の製造能力を2倍に拡大する計画だ。
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