2000-09-26 ArtNo.23871
◆政府、薬品サード・パーティー・アウトソーシングの許可検討
【ニューデリー】インド政府は、外国製薬会社のインド子会社が原末(bulk drug)をインドのサード・パーティー原末製造業者や製剤(formulation)業者から、ライセンスやトーリング(tolling)方式を通じてアウトソーシングするのを許可する可能性を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月22日報じたところによれば、大手製薬会社Pfizer Corporationは、40%出資する上場子会社Pfizer Ltd (India)以外のサード・パーティーにライセンシングもしくはトーリング方式により原末の製造を委託することを申請、政府は目下同申請に検討を加えている。
Pfizerは最近設立した100%出資のPfizer India Ltdを通じて原末や製剤をアウトソーシングすることを計画しており、これらにはSulbactum、Ampicillin、Flucanazole、Tinidazole、Pyrantel Promoate、その他の動物用製剤が含まれる。Pfizer India Ltdは先ず、Pfizer Ltd (India)の既存施設を利用することを検討するが、技術的問題やその他の原因で利用できない場合には、サードパーティーへの委託を検討するとしている。
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