2000-09-25 ArtNo.23859
◆エンジン部品のAutolec、輸出志向の成長目指す
【チェンナイ】最近Sundram Fasteners Ltd(SFL)の傘下に加わったAutolec Industries Ltd(AIL)はエンジン・コンポーネンツ部門を原動力に輸出志向型成長を目指している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月22日報じたところによれば、AILのK. Vasudevan会長は21日の年次総会の席上、以上の方針を明かにするとともに、米国拠点の指導的エンジン製造会社から大型契約を獲得したことを明らかにした。それによるとAILはこのため新たなファシリティーを設け、新契約の需要に応じる。AILは別に複数の国際企業と同様のサービス契約交渉を進めており、これにより不安定な国内市況の影響を最小限にとどめる。Vasudevan氏は米国企業の社名を明かにしなかったが、業界筋によるとCumminsと見られる。
AILの年次報告書によれば同社の製品は欧州の主要製造会社2社から相手先商標製造部品の認定を受けた。目下これら2社への納入交渉が続けられている。AILはプレッシャー・ダイカスティング施設を設け、労働コストの削減を図る方針で、また日本精工とのタイアップにより今年の生産は大幅に拡大する見通しと言う。
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