【ニューデリー】国営鉄鋼会社Steel Authority of India Ltd(SAIL)は21日、今年2月に政府により認可された金融再編計画が完了、同社の負債総額は2万851クローから2000年3月末の1万4875クロー(US$32.5億)に28.6%縮小したと発表した。
エコノミック・タイムズが9月22日報じたところによれば、SAILのArvind Pande会長は第28回年次総会の席上以上の消息を明かにするとともに、今会計年度中に負債額はさらに200クロー縮小するとの見通しを示した。
インド政府は今年2月、鉄鋼開発基金(SDF)からの借入金とその利子合計5454クロー(US$11.92億)の帳消しを含む8400クロー(US$18.35億)以上のSAIL救済パッケージを承認した。
Pande会長によれば、今会計年度第1四半期の財務パフォーマンスは60%向上、8四半期以来初めてキャッシュ・プロフィットを計上した。またBokaro/Rourkela/Durgapurスチール・プラントのキャプティブ発電所、Indian Iron and Steel Company/Salem Steel plant及びBhilai酸素工場等、非中核業務権益の売却も完了したと言う。