2000-09-21 ArtNo.23837
◆IMF、インド経済の成果賞賛、6.7%のGDP成長予想
【プラハ】国際通貨基金(IMF)はインドのここ数年の経済的成果を賞賛、2000年度の成長率を6.7%と見通す一方、貧困階層を縮小するために高い成長率を維持するには大幅な政策転換が必要と警鐘した。
デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが9月20日報じたところによれば、IMFは最新のワールド・エコノミック・アウトルック報告書の中で以上の見通しを示している。それによるとインドの国内総生産(GDP)は昨年6.4%の成長を見、今年は6.7%、来年は6.5%の成長が予想される。
報告書はGDPの2%を占める情報技術(IT)産業と農業部門の好調が1999-2000年度の経済成長を牽引したとしているが、最近の成長鈍化の兆しには言及していない。
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