2000-09-21 ArtNo.23826
◆FSNL、3カ所にスラグ/スクラップ処理施設建設
【ニューデリー】政府系Ferro Scrap Nigam Ltd (FSNL)は、目下積極的な事業拡張に取り組んでおり、IspatやEssar等の民間業界メジャーと鉱滓(slag)処理施設の建設に関する交渉を進める一方、ビハール州Bokaro/オリッサ州Rourkela/アンドラプラデシュ州Visakhapatnam(Vizag)にそれぞれ新たなスラグ/スクラップの処理施設を設ける計画だ。
エコノミック・タイムズが9月19日報じたところによれば、FSNLのK B Singh重役(MD)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによるとスラグ・スクラップ処理施設3ユニットのコストは16クロー(US$350万)と見積もられる。
FSNLはこの他、西ベンガル州Durgapurのスクラップ/スラグ処理施設を近代化し、Steel Authority of India Ltd(SAIL)やVizag Steelに対するサービスを強化する。またMittalグループ傘下のIspat Metallics Dolviとは、10クロー(US$218万)を投じて高炉用スラグ/スクラップ処理施設を設ける契約に既に調印、Neelanchal Ispat Nigam Ltdとは鉄屑運搬/スラグ処理施設の建設、EssarとはLDスラグ処理施設(20-25クロー)の建設、Ispat Industriesとはスラグ処理施設(35-40クロー)の建設に関して、それぞれ協議している。
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