【バンガロール】地元Mainiグループ傘下のREVA Electric Car Company(RECC)は、米国企業American Electric Vehicle Technologiesの協力を得て開発した電気自動車REVAのディーラー90社を指名、2001年1月の発売に向け準備を整えている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月18日報じたところによると、RECCのChetan Maini重役(MD)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによるとバンガロール市内だけで40ディーラーが指名された。RECCはまた住宅やアパートにおける充電を認めるよう送電会社Karnataka Power Transmission Corporation (KPTC)に申請するとともに、Bangalore City Corporation (BCC)と空港やショッピング・センターに充電施設を設ける商談を進めている。
しかし売り出し価格は20万ルピー(US$4370)と、当初の発表額の2倍に膨張、ライバルも出現する中で、どれほどの顧客が得られるかが問題だが、Maini氏は初年度に2000台、2年目に4000台の販売目標達成は困難でないと楽観視している。また当初50%の地元部品使用率を90%に引き上げることにより、値下げも可能と言う。
マハラシュトラ州プーナ工場の年産能力は目下6000台で、4年内に1万2000台に拡大される。開発に4年を要したプロジェクトのコストは80クローで、同社はIndustrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)に目下、一部資金の融資を申請していると言う。