【チェンナイ】Ford Motor Companyは17日、インド市場に小型乗用車を紹介する可能性を示唆する一方、販売台数を拡大するために低価格車を投入する考えのないことを確認した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレスが9月18日報じたところによれば、フォードのA Koshkarian副社長兼Ford Asia Pacific Operations社長は、この日以上の消息を語った。同氏によれば、フォードは独自のブランド・イメージをインドに培っており、取り分けIkonを通じて新たなセグメントを形成したばかりである。仮にボリュームを拡大しようと思うならIkonを下回る価格をオファーせねばならなくなる。このためローエンド・マーケットへの進出には、それほど関心がない。しかしいつまでもワン・プロダクツでいる訳にはいかず、これまでに行った多額の投資を活用することには関心がある。同社はこのためいくつかのオプションを検討している。また今年末にはチェンナイ近郊のMaraimalainagar工場からIkonのCKD輸出を開始すると言う。