SEAnews 2000-09-20 ArtNo.23810

【バンガロール】米国の総合電機メーカーGeneral Electricはバンガロールに設けた米国以外では同社にとって最大規模の研究開発(R&D)センター“John F Welch Technology Centre”に向こう3年間に1億米ドルを投資する。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが9月18日報じたところによれば、ＧＥのJohn F Welch Jr.会長兼ＣＥＯは17日当地で記者会見し、以上の消息を語った。カリスマ会長の名を戴した同Ｒ＆Ｄセンターは、ニューヨークのUS lab in Schenectady等、同社の他のテクノロジー・センターと共同で同社世界事業のニーズに応じる様々なＲ＆Ｄ／エンジニアリング業務を手掛ける。
新センターのマネージング・ディレクターを務めるJean M Heuschen副社長によれば、既に完成した第1期、第2期工事には5300万米ドルが投じられた。第3、第4期工事が完成した際には、同センターに勤務するサイエンティストの数は現在の370人から2600人に増員される。
Welch氏によると、センターでは触媒、先端化学、重合体、新合成素材、化学工学／処理、先端モデリング・シミュレーション、医療工学、電気／電子システム技術、情報技術(IT)、ｅビジネス等に関わる研究が行われると言う。