SEAnews 2000-09-19 ArtNo.23804

【ベルリン】フランクフルト拠点のインターネット・ベース・トレーディング・システム・プロバイダー、Newtron AGは、ドイツにおける情報技術(IT)専門家の不足に対応する狙いから、デリー近郊のハリヤナ州Gurgaonに子会社Newtron IT Labsを設立した。
エコノミック・タイムズが9月17日Newtron AGのTorsten Jacobi取締役の言として伝えたところによれば、同社は当初地元ソフトウェア企業との合弁を考え、少なからぬ地元企業に接触したが、文化的相違の大きさに気づき、完全出資子会社を設立した。
1999年に設立されたNewtron AGは、現在ドレスデンとフランクフルトの他、シンガポールとグルガオンにオフィスを有し、スタッフは80人、半ばが開発プログラムに従事している。同社が運営するNewtronCompoNetは欧州におけるテクニカル・サプライヤーのための指導的オンライン・マーケット・プレースで、1万5000社が4万5000品目以上を展示、月間200万件以上の取引が成立していると言う。