2000-09-19 ArtNo.23797
◆セメント大手Gujarat Ambuja、20%シェア売却し拡張資金調達
【ムンバイ】積極的な事業拡張戦略を展開する地場セメント大手Gujarat Ambuja Cements Ltd(GACL)は拡張資金を調達のため、最大20%のシェアを売却することを次期株主総会に提案する計画だ。
インディアン・エクスプレスが9月16日報じたところによれば、新たに750万トンの製造能力を追加することになる拡張計画のコストは1320クロー(US$2.88億)と見積もられるが、アナリストらは少なからぬプロジェクトが依然として初歩的段階に有ることからこの種のオプションはオープンのまま維持すべきだと見ている。
アンドラプラデシュ州Nadikudiにおける年産200万トンの新施設及びキャプティブ発電施設(620クロー)の建設、グジャラート工場年産能力の300万トンから400万トンへの拡張、西ベンガル州ACEL及びパンジャブ州Bhatindaにおける新規プロジェクトが既に着手されている他、マハラシュトラ州でも新規プロジェクトが計画されている。
GACLはその年次報告の中で、市場シェアを維持するでけでなく拡張するためには、戦略パートナーを得ることが不可欠と指摘している。同社は既にAmerican International Group (AIG)及びGovernment of Singapore Investment Corporationと手を結んでいる。
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