2000-09-19 ArtNo.23793
◆インド/米国、二国間関係強化目指す共同声明に調印
【ワシントン】インドと米国は16日、様々な領域の会議や交流を制度化することを通じて、より緊密な二国間関係の樹立を目指す共同声明に調印した。
デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが17日伝えたところによれば、バジパイ首相とクリントン大統領は二者会談において、政治/経済/商業/科学/技術/社会/国際問題等、広範な領域における理解と協力を強化することで合意した。
経済領域では、3つの閣僚級会議やハイレベルな調整グループの手により二国間貿易の環境改善、より広範な商業協力、投資の促進が図られ、世界的な金融/貿易システムの強化にも貢献するとの点で両首脳は意見の一致を見た。
両首脳はまたエネルギー/環境/技術/保健領域における二国間協力や繊維協定の締結、さらにはインドにおけるGlobal Institute for Science and Technology設立計画の進捗に満足の意を表明、民間航空領域や生物工学領域における協力関係も一層拡大することで合意した。
両首脳はその他の経済的懸案事項、例えば二重課税や電力事業等の領域における投資促進問題に関しても大きな進展が見られることを確認、また資本市場の効率化/透明化/信頼性向上に対する努力を支持することで合意した。
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