2000-09-18 ArtNo.23784
◆住友、MULと合弁でアフター・サービス/中古車販売
【ニューデリー】住友商事は、Maruti Udyog Ltd (MUL)及びMaruti Countrywide Auto Financial Servicesと47.5:47.5:5の出資率でJJ Impex (Delhi) Ltd(JIDL)を設立、MUL車両にアフター・セールス・サービスを提供する。
インディアン・エクスプレスが9月15日伝えたところによれば、JIDLはサービス・ワークショップの設置/運営、補助業務、スペア・パーツやカー・アクセサリーの販売、車両の改造、中古車販売等を手掛ける。JIDLのサービス・ステーションには、国際水準の3S設備、即ち1)セールス、2)サービス、3)スペア・パーツ設備が備えられる。合弁会社に対する外国直接投資(FDI)は200万米ドル。
これ以前には地元のタタとJardineが合弁でConcorde Motors Ltdを設立、Tata Engineering & Locomotive Company Ltd(TELCO)の乗用車を対象にした同様のサービスを手掛けている。
JIDLは株主のMULの製品に関わる小売サービスのみを手掛けることを条件に、外国投資促進局(FIPB)の認可を得ているが、MULの車両に対する独占サービス権は保持せず、MULは同合弁会社に優遇条件を提供しない。
合弁会社は中古車ばかりでなく、法人顧客を対象にアフター・サービスや補助サービス付きの新車を販売する。新会社はMULの新モデル等を紹介するオンライン・ディーラー・サイトも設ける。セールス/サービス/メンテナンス/その他のオプションを備えたシングル・インターネット・サイトの誕生はインドでは初めてのことと言う。
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