1995-07-15 ArtNo.2377
◆<星>地場電子銘柄の見通し良好:ソロモン・ブラザーズ
【シンガポール】米国の投資銀行ソロモン・ブラザーズは、過去6~12カ月の不振に関わらず、シンガポールの電子銘柄は今後高収益が期待できると太鼓判を押している。
ソロモンが13日に発表したレポートは特に有望銘柄としてベンチャー・マニュファクチャリング、アムテク・エンジニアリング、クリプサル・インダストリーズ、シンガポール・テクノロジー・インダストリアル・コーポレーションの4銘柄を上げている。中でもベンチャー・マニュファクチャリングは、主要顧客のコンパックとヒューレット・パッカードの好調などに支えられ、この先2年間に年率27%の増益が見込めるとされ、アムテクは21%、クリプサルは10~15%の伸びが期待できると言う。同レポートは以上4銘柄のほか、ACMAとCSAホールディングスも推奨しているが、アズテク・システムズ、クリエイティブ・テクノロジーズ、IPCコーポレーションへの投資は控えるようアドバイスしている。(ST:7/14)
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