SEAnews 2000-09-15 ArtNo.23769

【ヴィシャカパトナム】鉄鋼省はRashtriya Ispat Nigam Ltd (RINL)が150万トンの拡張計画の一環として第4コークス炉(coke oven battery)の建設に着手することを原則的に認めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月14日報じたところによれば、B.K. Tripathy鉄鋼相は13日当地で催された鉄鋼省諮問委員会の会議に出席した際、ＲＩＮＬ経営陣を前に3000クロー(US$6.56億)の拡張プロジェクトを原則的に支持し、また49％の政府持分を維持する政府の立場を確認した。しかし同相は政府決定は依然として下されておらず、最終的な決定はＲＩＮＬ労組を含む関係各方面の意見を聴取した上で初めて下されると補足した。
ＲＩＮＬのB.N. Singh会長兼ＭＤはヒンドゥー・ビジネス・ラインに対し、「鉄鋼相の発言は大きな進展であり、今会計年度末までに300クロー(US$6560万)の第4コークス炉建設プロジェクトに着手することができるとの見通しを示した。
ＲＩＮＬは今年初5ヶ月に172クロー(US$3758万)の営業利益を上げており、プロジェクトのスタートに必要な15クロー(US$328万)の資金調達は問題無く、今年通年では400クローの営業利益を実現できる見通しと言う。