2000-09-14 ArtNo.23757
◆トリプラ州、ガス・ベース産業/IT産業の誘致目指す
【カルカッタ】トリプラ州政府は12日カルカッタで投資家会議を開催、Manik Sarkar首席大臣は席上、ガス・ベースの産業や情報技術(IT)産業の潜在性にハイライトを当てるとともに、ビジネスにフレンドリーな法秩序の維持を保証した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月13日Sarkar首席大臣の言を引用して伝えたところによれば、トリプラはメタン含有率の高い非随伴ガスの宝庫で、同州に拠点を設けるガス・ベースのプロジェクトは北東諸州に認められた優待ガス価格を享受できる。また隣接するバングラデシュを通じた中継貿易も可能で、バングラデシュや他の国にその製品を輸出できる。その他の天然資源や鉱物資源も開発でき、例えば天然ゴム産業や茶農園は既に強力な基盤を有する。州政府や中央政府は、北東諸州のための新工業政策に基づき様々な奨励措置を準備している。
ソフトウェア開発やIT対応サービス領域の潜在性開拓に力を入れるトリプラ州政府は、既に総合的なIT政策を発表している。IT企業は工場法、契約労働法、その他の法規の適応を免除される他、ロジスティクス面での支援を受けられる。Software Technology Parks of Indiaの支援下にAgartalaにソフトウェア・テクノロジー・パーク(STP)ハブ・センターが設けられ、同ハブ・センターは各種手続きの単一の窓口を務めるとともに、インフラ支援、安定した電力供給、国際通信帯域等の便宜を提供する。
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