2000-09-14 ArtNo.23756
◆GAIL、トリプラのガス配管にUS$2185万投資
【カルカッタ】Gas Authority of India Ltd (GAIL)は、向こう2年間のトリプラ州における様々なガス・ディストリビューション・プロジェクトに約100クロー(US$2185万)を投じる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月13日伝えたところによると、GAILのC.R. Prasad会長兼MDは12日催された州営Tripura Natural Gas Company Ltd (TNGCL)とのガス・パイプライン敷設契約調印式後、以上の消息を語った。それによると、こうした投資が可能なのは、トリプラ州政府のイニシアチブの下に、今後少なからぬ発電プロジェクトや化学肥料プロジェクトが続々実行されるため。例えばNorth Eastern Electric Power Corporation(NEEPCO)が500MW(メガワット)の発電プロジェクトを準備している他、民間部門の手による2つの小型発電事業も計画されている。
GAILは1992-93年からトリプラにおける事業を開始、これまでに41クロー(US$896万)を投資、Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)のガス鉱区からガスを輸送するため等に全長54キロのパイプラインを敷設した。これにより州内のガス供給量は0.33 mmscmdから1.0 mmscmdにアップした。
GAILはこの日結ばれた契約の下、Agartala DomeのONGCガス鉱区とAgartala townを結ぶ5~6キロのパイプラインを敷設するとともに、市内にステーションを建設する。これによりTNGCLは、市民にガスを供給する配管網を構築できる。プロジェクト・コストは3クロー(US$66万)、1日当たり6万7000mmscmdのガスがTNGLに供給される。
この日の調印式はトリプラ州政府とGAILが共催した投資家会議の席を借りて催され、西ベンガル州のJyoti Basu首席大臣、トリプラ州のManik Sarkar首席大臣らが立ち会った。
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