SEAnews 2000-09-14 ArtNo.23754

【ニューデリー】インド最大の乗用車メーカー、Maruti Udyog Ltd (MUL)の市場シェアは今年1月の52％から8月の58％に回復、ＭＵＬは同レベルを維持し、一層拡大するため奮戦している。
インディアン・エクスプレスが9月13日報じたところによれば、ＭＵＬのJagdish khattar重役(MD)はこのほどＵＮＩに以上の消息を語った。それによると、同目標を達成するため、同社は最近Wagon-Rにパワー・ステアリングを標準装備するとともに、値下げも行った。
ＭＵＬの今年初以来の販売成績を見ると、1月2万6590台／52％、2月3万303台／57％、3月3万7900台／56％、4月2万9911台／56％、5月2万5720台／51％、6月1万4543台／41％、7月2万6379台／58％、8月2万9840台／58％と推移、最悪の時期は乗り越えた感がある。
エントリー・レベルＡセグメントの販売台数は1月の1万8775台から8月の2万693台にアップ、またWagon-Rの発売以来、Ｂセグメントのシェアは24％(6329台)から33％(7803台)に改善した。しかし中型車のＣセグメントについてはFord Ikon、Hyundai Accent、Opel Corsa等との厳しい競争に直面、8月の販売台数は1344台(Esteem1046台/Baleno298台)と1月の1486台(Esteem1158台/Baleno328台)から下降した。
一方、エコノミック・タイムズが同日、消息筋の言として報じたところによれば、ＭＵＬの次世代小型車Altoは9月28日前後に発売される見通しだ。しかしＭＵＬはこの点に関して確認を避けている。