2000-09-13 ArtNo.23746
◆ゲイツ氏、今週インド訪問、“NET”コンセプト披露
【ニューデリー】マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は今週インドを訪れ、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM)主催の“Eガバナンス・サミット”において“Net(dotnet)”戦略を披露する。
エコノミック・タイムズが9月12日、マイクロソフト・インディア幹部の言を引用して報じたところによれば、NETの中心概念は、個々のウェブサイトやインターネットに接続された個々の装置から、より幅広いソルーションを提供するコンピューター/その他の装置/サービスの総合的な布陣に照準を移すことにある。
一方、NASSCOMのDewang Mehta会頭によると、ゲイツ会長のインド訪問は同氏のインド重視の程と、情報技術(IT)領域におけるインドの影響力を示している。ゲイツ会長はインドのIT領域におけるコンピテンシーに注目しており、今回の訪問の目的もその辺にあると言う。
マイクロソフト・インディア幹部は、今回の訪問はインド・オフィスの10周年とマイクロソフトの25周年を祝うことが主要な目的と語った。。
ゲイツ氏が3年前にインドを訪れた際には、インドにおけるある種の投資と、ソフトウェア・デベロプメント・センターの開設を約束、同約束は既に実現し、ハイデラバードに米国以外では最大規模のソフトウェア開発施設が設けられた。今回の訪問ではそうした約束は行われないが、マイクロソフトは引き続きインドに投資、その顧客に奉仕すると言う。
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