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2000-09-13 ArtNo.23734
◆IPCL/IOCがHPLに新資金注入?
【カルカッタ】Haldia Petrochemicals Ltd(HPL)のトップ経営陣は12日、Suresh Prabhu化学/肥料相及びIndian Petrochemicals Corporation Ltd(IPCL)のAshok Chawla会長兼MDと会談、HPLの財務問題打開策を協議したもようだ。
観測筋はIPCLが資金難に陥ったHPLの戦略パートナーを引き受ける可能性は大きく、この他、Indian Oil Corporation (IOC)がHPLに新資金を注入する機会も大きいと見ている。こうした見通しには理由が有り、IOCは最近HPCLのトップ経営陣と会談したが、会談相手にはIndustrial Development Bank of India(IDBI)の幹部も含まれている。またHPLの主要プロモーターを務めるThe Chatterjee Group (TCG/ニューヨークに本拠)のPurnendu Chatterjee氏はIOCと50:50の合弁会社 Styled IndianOil TCG Petrochemicalを設立、インド国内や海外の様々な投資機会を物色するとともに、IPCLの政府持ち分の買収入札に共同で参加している。
HPLとしては960クロー(US$2.06億)の自己資本が依然として払い込まれておらず、新規投資家を必要としている。プロジェクトの出だしが遅れた上、その後の工事の進捗にも遅れが出たため、HPLのコストは当初の見積もり大幅に上回った。このため新資金の注入が不可欠になっている。例えば原料ナフサ1つをとっても、その市価はプロジェクト立案当初のトン当たり160米ドルから現在の320米ドルに跳ね上がった。
HPLは目下のところ53%の過剰設備を抱えているが、仮にシンガポールにおけるエクソンのプロジェクトや中東におけるSabicプロジェクトが実際に稼働するなら、新たに300万トンの石油化学製品が世界市場に注入されることになる。
しかしHPLのRichard Saldanha重役(MD)は今年10月にはフル稼働できると楽観的だ。同氏によれば、資本基盤を強化する必要があるが、そのことは新資金の注入、ローン返済の繰り延べ、商業生産の早期開始等により実現できる。またMcKinseyの勧告に基づき石油化学部門と化学部門を分離し、独立の企業にすることも考えられると言う。
HPLは依然方向を見定めていないのではないかとの疑問に、Saldanha氏は「コンパスはパーフェクト。我々は行くべき進路と自分の位置を見定めている。南に向かう際も、一時的に北に進路をとることが有り、ジャンボ・ジェットの離陸と同様、立ち上げには最大トルクが求められ、当然ストレスも生じる」とコメントした。
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