2000-09-13 ArtNo.23732
◆ヒンドスタン・コパー民営化、外国投資家にもチャンス
【ロンドン】インド政府は国営Hindustan Copper Ltd(HCL)の民営化を巡り、民間パートナーを物色しており、ドアは外国投資家にも開かれている。
エコノミック・タイムズが9月12日伝えたところによると、英国のファイナンシャル・タイムズはこのほど以上の見通しを報じた。それによると戦略パートナーには51%のオーナーシップと経営権が提供される。インド政府はHCLがラジャスタン州Khetriに保有する年産3万1000トンの製錬施設と棒地金(wire bar)製造施設、及びマハラシュトラ州Talojaに設けた銅棒連続鋳造(continuous-cast copper rod)施設を新合弁会社に注入する計画だ。
インド政府のHCL持分売却は外国投資家がインドに足場を築く機会を提供するものである。インドにおける銅需要は、テレコムやエレクトロニクス産業の急成長に支えられ、年率10%以上の伸びを見ていると言う。
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