2000-09-12 ArtNo.23729
◆アイワ、一連の新製品投入し市場浸透率アップ目指す
【ヴィシャカパトナム】アイワはDussera(10月21日:RamaがRavannaを破り、最愛のSitaを救出したRamayanaの物語を記念した祭り)以前に29インチ・カラーTVを、またヒンドゥーの祝日Diwali(10月31日)までにCD対応カー・オーディオ・セットを、それぞれ発売、製品品目の拡大と市場浸透率の向上を目指す。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月10日、アイワ製品のインドにおける流通を手掛けるBaron International Ltd (BIL)のSanjay Chimnani重役(CEO)の言として報じたところによれば、薄利多売戦略が奏功、アイワ製品はインド市場で急成長を遂げており、ハイファイの市場シェアは55%に達している。
BILはまた、中国のトップカラーTVメーカーTCL Holdings Company Ltdとの合弁会社TCL-Baron India Ltdを通じ、TCL製品を全国に紹介する。過去10ヶ月ウッタルプラデシュ及びパンジャブ両州において行った試験販売の結果は良好で、先ず第1期プロジェクトとしてカラーTV、携帯電話、DVDプレーヤー、VCDプレーヤーを、第2期プロジェクトでは、さらにエアコン、洗濯機、冷蔵庫、コンピューターを、2001年1月までに続々発売する。この他、BILは今年12月までに完全出資の新会社baronservices.comを設立、オンライン/オフライン・サービスを提供する。
Sony World conceptの向こうを張ったBPL Gallery networkに触れ、Chimnani氏は、「BILは2001年3月末までにBaron Pointを全国150カ所に拡大する。バロン・ポイントはアイワやTCL製品の単なるショーケースではなく、Countrywide Financeを通じた金融ファシリティー等、カスタマー・サービスも提供する」と語った。
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