2000-09-12 ArtNo.23726
◆コンパック、地元TCGとネット・データ・センター開設
【カルカッタ】コンパック・コンピューターは、地元Purnendu Chatterjee Group傘下のTCG Software Servicesと手を結び“インターネット・データ・センター(IDC)”を設置、センシチブなデータや膨大なデータベースを保持し、大きな額の取引を手掛ける地元顧客のB2Bサイトに照準を合わせ、トータル・ソルーション・パッケージを提供する。
エコノミック・タイムズが9月9日報じたところによれば、コンパックとTCGは、IDCコンセプトをインド国内で共同マーケッティングするとともに、必要に応じて新技術をIDCに注入することで合意、覚書を交換した。最初のIDCはカルカッタに設けられ、その後ムンバイ、バンガロール、デリー、ハイデラバードにも開設される。
TCG Software Services Private LimitedのShome Sengupta課長によると、同社は傘下にインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)からウェブサイト・ホスティング会社まで様々な子会社を有する。IDCは先ずインド企業のために適切で安全・確実なネットワーク技術を用い、ウェブサイトの構築/ホスティング/保守を引き受ける。最新の技術を駆使したハードウェアとソフトウェアを用いオンライン・メンテナンスや検出サービスを提供する。当面IDCはTCG傘下の戦略ビジネス・ユニット(SBU)として経営されるが、ある時点で別会社として独立させられる。しかしSengupta氏は、コンパックが新会社に出資するか否かについてコメントを控えた。
|