SEAnews 2000-09-11 ArtNo.23709

【ニューデリー】インドからの今年初4ヶ月(4-7月)の自動車輸出は、Tata Engineering & Locomotive Company Ltd(TELCO)やBajaj Auto Ltd(BAL)の好調に牽引され、顕著に拡大した。自動三輪車を除き、他の全てのカテゴリーがプラス成長を記録、取り分け自動二輪車と商用車の伸張が目立った。
エコノミック・タイムズが9月8日、インド自動車製造業者協会(SIAM)の統計を引用し報じたところによれば、商用車輸出は昨年同期の1878台から3813台に103％アップ、取り分けTelcoの成長率は452％をマークした。Telcoの軽商用車輸出は422台から2333台にアップ、Ashok Leyland Ltd(ALL)の中・大型商用車輸出も23.7％増の573台を記録した。
しかし、国内乗用車市場をリードするMaruti Udyog Ltd(MUL)の乗用車輸出は5098台から4559台に11.7％下降した。ＭＵＬの多目的車輸出も117台から20台に82.9％の落ち込みを見た。Daewoo、Hyundai、General Motorsも輸出を開始、年初4ヶ月間にそれぞれ1272台、884台、24台を輸出した。乗用車輸出は全体で昨年同期の5370台から6828台に27.1％アップした。
スクーター・メーカーはTVS Suzukiを除き輸出を拡大した。ＢＡＬＬは1136台から3206台に182％、ウッタルプラデシュ州Kanpur拠点の二輪車メーカー、ＬＭＬ Ltdは1464台から3572台に144％、それぞれ輸出を拡大させた。
モーターサイクル部門では、Hero Hondaの輸出が昨年同期の2459台から3492台に42％アップした。