2000-09-11 ArtNo.23708
◆M&M、多目的車ボレロのガソリン・バージョン発売計画
【ハイデラバード】多目的車市場をリードする地元企業Mahindra & Mahindra (M&M)は、先月初に発売した高級多目的車Boleroのディーゼル・バージョンに対する市場の反応が良好なことから、6ヶ月以内にガソリン・バージョンを発売する計画だ。
インディアン・エクスプレスが9月8日報じたところによれば、M&MのRM Cursetjiマーケッティング担当副社長は同紙に以上の消息を語った。それによると、特に都市部の反響が旺盛で、これまでにボレロ800台が販売された。
ガソリン・バージョンについては、海外からエンジンをソーシングすることを含め様々なオプションが検討されている。製造はディーゼル・バージョン同様マハラシュトラ州Nasikの工場で手掛けられる。いすゞを含む少なからぬ企業と商談を進めており、Hindustan Motorsからいすゞエンジンの供給を受ける可能性もある。
またボレロ・ディーゼル車のアドバーンス・バージョンを2ヶ月以内に発売する。同バージョンにはグローバル・ポジショニング・システム、Visteonエンターテインメント・システム、DVDプレーヤー、その他の電子機器が備えられる。
ガソリン車やアドバーンス・ディーゼル車の導入により、ボレロは多目的車市場の25%のシェアを占めることができそうだ。
一方、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが伝えたところではM&Mは9日からマハラシュトラ州ムンバイ近郊Kandivli工場における土曜操業を再開した。同工場ではトラクターや多目的車が製造されている。
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