2000-09-08 ArtNo.23687
◆バジパイ首相米国入り、国連安保理における日本の努力に支持表明
【ニューデリ/ニューヨーク】膝の関節炎から当初の予定を2日遅らせ7日未明にインドを後にしたバジパイ首相は、同日米国入りし、JFケネディー国際空港で、出迎えの記者団に「気分は良好」と述べ、健康状態に対する各方面の懸念を吹き払った。
ザ・ヒンドゥーの8日の報道によれば、途中パキスタンに立ち寄ったバジパイ首相は、軍事政権指導者Pervez Musharraf(タイトル無し)宛てに、「パキスタン国民の進歩と安寧を望む」との簡単なメッセージをのこし、チューリヒ経由で米国入りした。
エコノミック・タイムズが9月7日伝えたところによると、出発に先立ってインディラ・ガンディー国際空港で記者会見した首相は、「2つの民主国家の関係は新段階を迎え、両国の経済関係を促進するだろう」、「インド国民の希望と世界秩序に対するビジョンが、サミットにおける自分のメッセージの中心になる」とする一方、「インドは国連安全保障理事会常任理事国メンバーの拡大を図る日本の努力を支持する」と語った。
|